【記事公開日】2017/05/15

【最終更新日】2017/06/06

テーマ: スタッフが実際に試してみた

乾燥機対応の布団カバーがどれくらい縮まないのか試してみた

乾燥機対応の布団カバーがどれくらい縮まないのか試してみた

皆さんは普段、布団カバーやシーツを乾燥機で乾かしたりしますか?

乾きにくい季節や忙しい時は、利用する方もいるかもしれません。

が、しかし!

実は、世の中のほとんどの布団カバーやシーツが、乾燥機に対応していないんです。

試しに、お持ちのカバーの洗濯表示を見てみて下さい。タンブラー乾燥禁止の表示がありませんか?(もし、乾燥機対応をお持ちであれば……、それ、結構レアです。)

以下は、当店のスリーピングカラーという綿100カバーの例です。確かに不可となっていますね。

乾燥機不可の表示(JIS)

JIS以前の表示例

ダメな理由として、製品の外観変化や破損などがあげられるのですが、中でも難しいのが『縮み』の問題。

これが、意外と難しいのです。

綿100%なのに縮みにくい『乾燥機対応タンブルドライコットン』

そこで登場したのが、当店の『乾燥機対応タンブルドライコットン』です。

このカバーリングは、綿100%でありながら乾燥機に対応した布団カバーです。

以前から「乾燥機対応が欲しい」というお客様のご要望にようやくお答えすることができた、メーカー入魂の一枚です。

(と言うぐらい、縮みにくい生地って技術的にも難しいことなんですね。。。)

さて、そんなタンブルドライコットンですが、実際、乾燥機にかけるとどんな結果になるのでしょうか?

気になりますよね?

今回は、それを実際に試してみました!

近所のコインランドリーで確認

『洗濯 ⇒ 乾燥機』を計10回。1回ごとにサイズを確認

試した方法はシンプルです。

なるべく日常に近い感じになるよう、当社近所にある一般的なコインランドリーを使用し、『洗濯 ⇒ タンブラー乾燥機…』という一連の作業を10回連続で実施しました。

そして、1回ごとにサイズを計測し、どれくらい変化があるのか確認。。。

という流れです。

↑使用したコインランドリーのタンブラー乾燥機

『寸法変化率:-3%』が判断基準

今回の試験では、『カバーの幅丈が乾燥機を掛けても寸法変化率-3%以内かどうか』をチェックします。

寸法変化率とは、洗濯などで寸法が変化(伸び縮み)する度合いのことで、当店ではその許容範囲を『-3%以内』としています。

(ー般的な寝具製品の許容値は-5%の場合もありますが、縮みすぎて使用できない場合もあるので当店では-3%以内としています。 )

つまり、乾燥機をかけても寸法変化率が-3%以内であればOKというわけです。

(ちなみに『全く縮まない生地』というのは、残念ながら現時点では不可能のようです…。 )

比較として乾燥機非対応の綿100%布団カバーも確認

また、比較用として『乾燥機に対応していない一般的な綿100%布団カバー』も一緒に試しました。

具体的には、当店の『スリーピングカラー』という布団カバーです。

このカバーは乾燥機こそ対応していませんが、自然乾燥では縮みにくい優秀なカバーです。

いったい、どれくらいの差になるのでしょうか!?

ということで、試験をまとめると↓のようになります。

●試験の詳細

試験するカバー スリーピングカラータンブルダライコットン
※共にお昼寝敷き布団カバーサイズ
試験内容 一般的なコインランドリーで『洗い ⇒ すすぎ ⇒ 脱水 (ここまで40分)⇒ タンブラー乾燥(20分)』を計10回連続で実施。一回終わるごとにカバーの『幅(ヨコ)・丈(タテ)』を計測。
判断基準 寸法変化率が『-3%以内』か否か。

 

では、いざ試験開始!

洗い⇒すすぎ⇒脱水⇒乾燥機…を繰り返すこと10回。。。

果たして、結果はいかに!?

結果

では、結果です!1回ごとのサイズ変化を表にまとめてみました。

※()内の数値は元サイズとの差です。

  スリーピングカラー タンブルドライコットン
洗濯前 幅:76cm
丈:127cm
幅:76cm
丈:128cm
1回目 幅:76cm(0cm)
丈:123cm(-4cm)
幅:74.5cm(-1.5cm)
丈:127cm(-1cm)
2回目 幅:76cm(0cm)
丈:122.5cm(-4.5cm)
幅:74.5cm(-1.5cm)
丈:126cm(-2cm)
3回目 幅:76cm(0cm)
丈:121.5cm(-5.5cm)
幅:74cm(-2cm)
丈:126cm(-2cm)
4回目 幅:76cm(0cm)
丈:120.5cm(-6.5cm)
幅:74cm(-2cm)
丈:126.5cm(-1.5cm)
5回目 幅:76cm(0cm)
丈:121cm(-6cm)
幅:74.5cm(-1.5cm)
丈:127cm(-1cm)
6回目 幅:76cm(0cm)
丈:120cm(-7cm)
幅:73.5cm(-2.5cm)
丈:127cm(-1cm)
7回目 幅:76cm(0cm)
丈:120cm(-7cm)
幅:74cm(-2cm)
丈:127cm(-1cm)
8回目 幅:76cm(0cm)
丈:120cm(-7cm)
幅:74cm(-2cm)
丈:126.5cm(-1.5cm)
9回目 幅:76cm(0cm)
丈:120cm(-7cm)
幅:73.5cm(-2.5cm)
丈:127cm(-1cm)
10回目 幅:76cm(0cm)
丈:120.5cm(-6.5cm)
幅:74cm(-2cm)
丈:127cm(-1cm)

±0.5cmの差について

例えば、スリーピングカラーの9回目と10回目は逆に0.5cm大きくなっています。この±0.5cmは実際に伸縮した以外にも、計測位置の微妙な違いや生地のヨレなども考えられます。1回で±1cm以上であれば計測上の誤差も少なく、伸縮そのものの影響が高いと考えます。(あくまで当店の見立てです。)

10回後のカバーです。

外観的にはどちらのカバーも表面にシワが入っている程度で、破れや”ほつれ”などはありません。しっかりしてます。

では、メインの縮みです。

スリーピングカラーは『丈』が大きく縮む結果に…

まずは、スリーピングカラーから。洗濯前と10回目の結果を見てみましょう。

  スリーピングカラー
洗濯前 幅:76cm
丈:127cm
10回目 幅:76cm(0cm)
丈:120.5cm(-6.5cm)

幅こそ縮みはありませんでしたが、丈は-6.5cmと大きく縮んでいます。

寸法変化率にすると『-5.1%』。許容範囲である-3%をオーバーする結果になりました。

このことから、乾燥機非対応のものをムリヤリ乾燥機にかけると、片側または両側の長さが大きく縮む可能性が考えられます。

両側はもちろん、例え片側でも縮みすぎると使えなくなる可能性があります。

タンブルドライコットンは『幅丈』とも大きな縮みなし!

続いて、タンブルドライコトンです。

  タンブルドライコットン
洗濯前 幅:76cm
丈:128cm
10回目 幅:74cm(-2cm)
丈:127cm(-1cm)

タンブルドライコットンは、幅が-2cm、丈が-1cmとなりました。

寸法変化率では『幅:-2.6%、丈:-0.8%』。幅丈とも許容範囲の-3%以内をマーク。

ということで、全く縮まないわけではないが、両側が大きく縮むことはなく使用上も問題ないと言えます。

優秀さが確認できました (^^)

二枚を並べてみた

二枚を並べると、こんな感じです。こうやって見ると縮み具合がよくわかりますね。

※注意:元々タンブルドライコットンはスリーピングカラーより丈が1cm長かったので、公平にするためにタンブルドライの上側を1cm折り込んで並べています。

豆知識

乾燥機使用可否の絵表示は3つあり、家庭用の布団カバー・シーツ類のほとんどが『300』です。タンブルドライコットンは『310』です。

タンブル乾燥処理(平成28年12月以降の新洗濯絵表示)
【320】洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。高温乾燥:排気温度の上限は最高80℃
【310】洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。低温乾燥:排気温度の上限は最高60℃
【300】洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。

乾燥機不可のカバーの洗濯表示です。このマークはタンブル乾燥ができないことを表します。(新JIS表示以前の商品の場合、”タンブル乾燥禁止”などの記載をしている場合が多い。)

こちらがタンブルドライコットンの洗濯表示。このマークの場合、タンブル乾燥最高60℃までの使用ができることを表します。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今まで乾燥機を使っていた方で「どうも寝具が入りにくくなったな…」と感じたことがあるならば、それは縮んでいたのかもしれないですね。

今後も更に洗濯を重ねてみてどう変化するか、追っかけてみたいと思います。

その時は、またレポート致します!

では(^^)

商品情報

【オーダーメイド対応】Tumble Dry Cotton(タンブルドライコットン)

綿100%でありながら乾燥機を掛けても縮みにくい布団カバー・シーツです。

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