【記事公開日】2015/04/17

【最終更新日】2017/02/10

テーマ: スタッフが実際に試してみた / ビフォー・アフター

タオル枕カバーを半年使って洗濯100回してみた結果

洗濯50回目ごろからだんだん硬くなっていった印象。『摩擦』を考えた洗濯でより長く楽しむ!

今回は『タオル枕カバー』を約半年間スタッフが実際に使用し、新品の状態とを比較したレポートです。

このタオルカバー、当店では『ぎっしりパイル』とうたっているんですが、そのパイルが果たしてどのように変化していったのでしょうか?

使用状況DATA

使用前

全くの新品状態です。

パイルがぎっしりしているので、弾力があって気持ちがいいですね!

半年使用/洗濯100回

これが約半年使用し、洗濯を100回した後の状態です。

配色は黄味を帯びた『アイボリー』でしたが、やや色落ち感があり、白っぽく変化しました。

ちなみに、ちょっと気になったのが朝起きると『髪の切れ毛』が落ちていること。

他の素材よりも摩擦が多いのかもしれませんね。。。

肌触りはやや硬くゴワゴワした感じに変化

使用前

パイルがぎっしり密に並んでいます!

肌触りもサラッとふわっとしています。

半年使用/洗濯100回

以下が半年使用して洗濯100回目の状態です。

ここまでの経緯を振り返ってみると…、

●洗濯2~3回後

生地表面はやや毛羽立ってきている時期もありましたがすぐ落ち着きました。パイルはヘタリ感もなく、ボリュームいっぱいです。

●洗濯50回後

使い込んだ後のバスタオルのように少し硬さが出ましたが、パイルの吸水性や”ぎっしり感”は全く変わりませんでした。

●洗濯100回後

やや硬くゴワゴワした感じになり、パイル糸もやや細くなって部分的に横に倒れ、ところどころ基布(パイルを支えるベース生地)も見え始めていました。

———-

ということで、洗濯50回目くらいまでが快適に使え、そこから徐々に硬くなっていった印象です。

写真のように、パイルそのもののギッシリ感はあまり変化を感じないですが、やはり肌触りが少しゴワついてきた印象が強いです。

同時期にダブルガーゼフランスリネンも試していましたが、それらは使う程に柔らかになっていくのを実感し、逆にタオルは洗濯50回目までふわふわ柔らかで、それを超えると硬くなっていく感じでした。

「素材による個性や違い」を改めて実感しましたね。

このように硬くなっていく大きな原因の一つに『摩擦による繊維の劣化』があります。

今回は枕カバーということもあって、ほぼ毎日というハイペースで洗濯してみましたが、掛け布団カバー敷布団カバーボックスシーツなどは、そんなに頻繁に洗濯することは、現実的には少ないと思います。

ですので、もっとゆっくりペースで丁寧にお手入れすれば、より長い間タオルのふわっとした肌触りを楽しめると思います(^^)

使用前

 

半年使用/洗濯100回

ファスナー部分が痛んでくるような事はありませんでした。

『摩擦』を減らして、より長くタオルを楽しむ!

いかがだったでしょうか?

ずっとタオルのふわふわが続いてくれると嬉しいのですが、洗濯回数が増えるとどうしても繊維が傷んできます…。

本文中にも、その大きな原因が『摩擦』と書きましたが、以下のようなお手入れ方法を行うと摩擦を抑え、より長くお楽しみいいただけます。

タオルカバーを長持ちさせるお手入れ(洗濯)方法

  • きつめの洗濯ネットに入れて洗う(生地に動く余裕があると摩擦が増えるから)
  • 洗濯の水を多めにする
  • たまに柔軟剤を使う(頻繁に使うと吸水力が落ちる可能性がある)
  • タオルの端を持ってパタパタさせ、パイルを立たせて干す

ちなみに、今回はちょっと効率性を優先してしまい、洗濯ネットなどを使わずに洗ったため、よりダメージがあったと思います…(^^;

上のような点に気をつけながら、長く大切にお使いいただけたらと思います。

この『柔らかでふわふわした使い心地は、タオルならでは』ですからね!

では!

商品情報

【オーダーメイド対応】TOWEL COVER(タオルカバー)

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