【記事公開日】2014/07/25

【最終更新日】2022/03/11

テーマ: 商品ページでは伝えきれなかった更に詳しい商品説明 / 選び方・アドバイス

お昼寝布団カバーを保育園児に使ってみてもらった

取り付け方式が5種類あるお昼寝布団カバーを、年齢の違う3人の保育園児にそれぞれ使ってみてもらいました。一番使いやすかったのは果たして!?

子供達本人にはどのカバータイプが使いやすい?

今回は『オーダー対応お昼寝布団カバー』についてのレポートです!

お昼寝布団カバーとは、保育園や幼稚園のお昼寝布団に使用する布団カバーのことで、掛け敷き共に『ファスナー、ひも、マジックテープ、アメリカンホック、丸ぐり』という、全5種類のカバータイプがあります。

当店では、一般的にお昼寝布団カバーで採用されている形状として、この5タイプをチョイスしています。

切っ掛けはスタッフの素朴な疑問から…

ところで、ある日スタッフ自ら、ふと素朴な疑問を持ちました。それは、

5タイプ選べるのは良いけど、子供達本人にはどれが使いやすいのだろうか?

ということでした。。。

実際これら全てのカバータイプを、しかも子供視点で比較したことはありません。。。

そこで、「実際に使っているところを見せてもらおう!」と思い立ち、今回3人の子供達に協力してもい、どのカバーが一番使いやすかったか、直接聞いてみることとなったのです(^^)

実際に試してもらった!

今回協力してくれたのは、この3人の元気でカワイイ子供達です!全5種類のカバータイプを、一人ずつ順番に試してもらいました。

(ご協力頂いたのは私の子供達もお世話になった地元保育園の園児達です^^ちなみに我が家の子供達はもう卒園し、日課だった保育園への見送りも無くなり寂しさがつのる日々だったので、ウキウキしながら取材に向かうのでした!笑)

2才/女の子 (未満児)

今回一番年下の女の子。近々兄弟ができてお姉ちゃんになるのが分かると、しっかりしてきた。ニッコリ笑顔がキュート!

4才半/女の子(年中)

甘え上手の末っ子。負けず嫌いで、気が強い一面も。

6才/男の子 (年長)

今回一番年上のお兄ちゃん。ちびっ子相撲にの出場経験もありながら優しい性格でまとめ役でもある頼もしい長男くん。

使用した布団本体

  • 掛け布団:中材は保育園布団に主流のポリエステル100%。
  • 敷き布団:中材はわたではなく硬めのポリ繊維(ブレスエアー)を使用。

試した布団カバーのタイプ(全5種類)

  1. ▼ファスナー
  2. ▼ひも
  3. ▼マジックテープ
  4. ▼アメリカンホック
  5. ▼丸ぐり

では、以下レポートです!

01/ファスナー

2才/女の子(未満児)

結果:できた!

今回、一番年下の女の子です。

まず感じたのが、そもそも布団カバーの中に布団を入れる作業の方が、難しかったようです(特に掛け布団は”ふにゃふにゃ”と柔らかいので入れにくいようでした)。

ファスナー自体は、ゆっくりじっくりと上手に一人でできました!

4才/女の子(年中)

結果:できた!

ちょっとお姉ちゃんの年中さん女の子。うん、問題ないですね!上手にできました。

6才/男の子(年長)

結果:できた!

3人の中では一番年上の男の子。さすがお兄ちゃんだけあって、サクサクこなしてました。

ファスナーは3人とも開け閉めができ、年齢によって掛かる時間は違えど最後までできたので、扱いやすいタイプと言えます。また、保育園での指定がなければ大半の方がファスナーを選ばれているので『迷った時はコレ!』と言っても良いでしょう。

ただ気付いたのは、小さな子供にはそもそも布団を出し入れする事自体が大変な作業だったりするので、ネックになるのは寧ろ、そこでしたね…。これは全てのカバータイプに言える点でした。

02/ひも

2才/女の子(未満児)

結果:ムリ~!

頑張って挑戦してくれたんですが、さすがに”ひも”は難易度が高すぎて、お手上げ状態でした…(^^;

4才/女の子(年中)

結果:ほどけるけど、結べず

”ほどく”のはできるんですが、やっぱり”蝶々結び”のハードルが高いですね…。

6才/男の子(年長)

ほどけるけど、結べず

同じく、”ほどく”のはできるんですが、”蝶々結び”ができず断念…。結ぶのは手強いですね(そういえば私自身、いつから”蝶々結びができるようになったっけ…)。

”ひも”は、ほどくのはまだ良いとして、やはり”蝶々結び”のハードルが高く使いやすさでは一番低くなってしまいました。。。ただ、あえて『ひもを結ぶ練習用として…』という学びや教育などの一環で取り入れてみるも良いかもしれません(”丸ぐりタイプ”を園で取り入れている事例は今までありました。)

また、金属類を使用せず劣化しにくい点は、ひものメリットとも言えます。

03/マジックテープ

2才/女の子(未満児)

結果:できた!!

貼りあわせるだけのマジックテープは、2歳の子供でも問題なく使えました。簡単さではトップですね!

4才/女の子(年中)

結果:できた!!

全く問題ないですね!かんたん、かんた~ん♪

6才/男の子(年長)

楽勝でできた!!

らっくしょ~\(^o^)/

使いやすさではダントツ!貼りあわせるだけなので、3人とも簡単に使えていました。『使いやすさ』を優先するならマジックテープで決まりですね!

04/アメリカンホック

2才/女の子(未満児)

結果:1個目までできた

ホックの留め外しに”力”がいる為か、1個はできたけど、2個目は無理でした。全て(今回は3個)を行うには、ちょっと難しいかもしれません…。

4才/女の子(年中)

結果:何とか全部できた

年中さんになると力も増しきて簡単とはいかないまでも、留め外しとも何とか一人で全部できました。やっぱり”ホック”は少し力が必要なようですね。。。

6才/男の子(年長)

できた!

個人差はあると思いますが、年長の男の子ともなると、パワー的には全く問題ありませんでした。留め外しともスムースにできて、完了!

「ホックは使いやすいだろう」というこちらの思惑に反して、小さい子には意外と力が必要なことが判明。かといってユルユルのホックでは直ぐ外れてしまいますし、ある程度、年齢や体格を考慮して選ぶのが妥当な印象でした。

05/丸ぐり

2才/女の子(未満児)

結果:取り出しはできるが、取り付けは難しい…

掛け布団カバーの場合、苦労しつつも取り出しは何とかできました。取り付けは、布団本体が柔らかい事もあり、中に入れることはできても4隅まで行きわたるようにセットする事は難しいようです。

敷布団カバーの場合も、取り出しはできましたが、取り付けは硬さや重さがある敷布団本体の取り回しが難しく、断念!

素材にもよりますが『本体をカバーの中に入れる』という作業が難しいようです。

4才/女の子(年中)

結果:掛けカバーはできた!敷きの取り付けが難しい…

掛け布団カバーは、取り付け・取り外しとも、苦労しつつ一人でできました!

敷布団カバーは取り外しはできるものの、やっぱり敷布団本体の取り回しが大変で、取り付けは難しいようです。

敷布団の硬さや重さなどがネックになるようですね。。。

6才/男の子(年長)

できた!

掛け布団カバーは、カバーの真上に布団本体を乗せて…という状態から開始し、見事取り付け成功!取り外しは難なくクリアです。

敷布団カバーも、カバーの真上に布団本体を乗せて…という状態から始め、ちょっと取り回しに苦労した様子でしたが、こちらも取り付け成功。取り外しもOKです!

丸ぐりは中央の穴から布団の出し入れを行う、昔ながらのカバーにはよく見られた構造です。使いやすさでは星2つですが、ファスナーやホックなどと違い、何も取り付けようの器具が無いシンプルな作りは安心感があると言えます。

また今回、布団を入れ込む作業においては、丸ぐりよりも一般的な横から入れるタイプの方が難しそうな印象を受けました。そういう意味では、丸ぐりはバランスの良い難易度かなと感じました。少し難しい丸ぐりをつかって、お子様1人でカバーの掛け外しを練習したり学んでみるのも良いかも知れません(^^)

実は、とある保育園のお客様でこの丸ぐりを使用し、園児自らカバーの付け外しを行う事を躾や学びの一環として取り組んでいるケースがありました。「なるほど、そういう視点もあるんだなぁ」と、スタッフも気づかされた次第です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

使いやすさ順にすると、以下の様な結果になりました!

  1. ★★★★★/ マジックテープ
  2. ★★★★/ ファスナー
  3. ★★★☆☆ / アメリカンホック
  4. ★★☆☆☆ / 丸ぐり
  5. ☆☆☆☆ / ひも

簡単も良いけど、あえて少し難しいタイプを選ぶのもあり?

今回は『子供達本人にとって使いやすいのはどれ?』という視点で選んでみましたが、一方で『学びの一環として…』という視点で選ばれる方もいらっしゃいます。

何を優先するかは人それぞれになりますが、もし子供達自身がカバーの取り付けを行うようであれば、『あえて少し難しいものを取り入れてみる』という選択も、時には”あり”なのかなと感じました。

実際、ちょっと難しいカバーが上手に取り付けられたとき、子供達が何とも嬉しそうな笑顔を見せてくれたのが、とても印象に残っています(^^)

すごく達成感を感じているのかもしれませんね!

「どのカバータイプが良い?」と迷った際は、ぜひ参考にしてみて下さい!

——

最後に、今回私たちの勝手な取材に快く応じて下さった保育園の先生方、園児の皆さん、本当にありがとうございます。小さな子供達の一生懸命応えてくれるその健気な姿に、終始、癒されっぱなしでした(*´ω`*)

やっぱり子供達の笑顔は最高ですね!

ということで、『お昼寝布団カバーを保育園児に使ってみてもらった』レポートでした!

では、また(^^)

商品情報

【オーダーメイド対応】お昼寝布団カバー

お昼寝布団カバーは、主に保育園・幼稚園のお昼寝布団用に特化した布団カバーです。柔軟なサイズオーダー、色々な指定パターンに対応することができます。

【オーダーメイド対応】お昼寝コットシーツ

お昼寝コット(簡易ベッド)専用のシーツ。四隅切り落とし(折り返し)やゴム幅長さなどにも対応しています。

【オーダーメイド対応】お昼寝敷きシーツ

敷きパッドのような四隅ゴム付きのシーツ。サッと着脱できるのがメリットです。


人気の記事