【記事公開日】2015/12/28

【最終更新日】2022/09/16

テーマ: スタッフが実際に試してみた / 選び方・アドバイス

『冬』にオススメ!布団カバー・シーツ

1年のうちで最も寒く寝具の機能性や価値がぐっと問われる季節。そんな『冬』にオススメな布団カバー・シーツを選んでみました!

こんにちは!店長の秀浦です(^^)

『冬』は、寒さが一番厳しい季節。当然ながら、布団カバーも保温性の高いものがオススメになってきます。

そんな”あったか~い”布団カバーをチョイスしてみました!

寝具の寒さ対策は『敷き』を重視したほうが良い理由

寒い時、布団や毛布を上にどんどん掛けてしまっていませんか?

実は、室内の暖気は上へ、冷気は下へ動く性質があります。(湿気は均一に動く)その冷気は床を通じ、身体の温もりを奪いに来ます…。

そのため、まずは掛けより『敷き』を重視した寒さ対策がオススメです。(掛け寝具ばかり増やすと重くなって『圧迫感や寝返りの阻害』にもつながるのでご注意を。)

敷き寝具を冷たいフローリングに直置きの場合は、『もう1枚重ねて厚くする』『寝台を高くする』『絨毯を敷く』『床までカーテンを垂らして隙間を減らす』といった対策もオススメです。

四季の分け方には暦などがありますが、気象庁では四季を下のように区分しているそうです。個人的にはこの分け方が体感温度的に現実の季節感としっくりくるので、この区分けで説明したいと思います。

春:3月~5月夏:6月~8月秋:9月~11月冬:12月~2月

選んでみました!

前置きが長くなりましたが以上を踏まえつつ、冬の布団カバーは以下の項目を考慮し選んでみました。

掛け布団カバーの場合

  1. 触ってヒヤッとしない『肌触り』
  2. ぐんぐん温まる『保温性』
  3. 重苦しくない『軽さ』

敷布団カバー・シーツの場合

  1. 触ってヒヤッとしない『肌触り』
  2. ぐんぐん温まる『保温性』
  3. 汗をたくさん吸う『吸水・吸湿性』

 

カバー名 オススメカバータイプ
掛け布団カバー 敷布団カバー・BOXシーツ
コットンパフ
マイクロファイバー
スベスベタッチファー
京ガーゼ三重奏
タオルカバー

…イチオシ!、○…オススメ

 

では、以下に理由を説明していきます(^^)

各カバーにはオススメのカバータイプに応じ以下の画像を表示しています。例えば『掛』画像だけであれば掛け布団カバーのみオススメ、『掛敷』両方表示があれば両方オススメとなります。

あったかさ優先なら『コットンパフ』

きめ細かな起毛がギッシリ並んでボリューミー!それが『コットンパフ』です。

カバー名 【オーダーメイド対応】cotton puff(コットンパフ)
素材 綿100%、裏地(グランド)アクリル100%

毛布のように、とっても暖か!

本品の毛足の長さは約4mm。毛布のように、とっても暖かです。

縮れが少ないストレートな毛羽なので、肌触りもサラッと滑らか。そして、ふわふわ♪

本品の毛羽部分は綿100%。吸湿吸水性に優れるので、子供や汗かきな方、蒸れ感が気になる方にもオススメです。

また、静電気も起きにくくなっています。

綿100%シール織りで心地よく!

更に、シール織りという特殊な織りで、毛玉ができにくく毛羽落ちが少ないといった特徴もあります。

毛玉による肌触りのゴワゴワ、保温性の劣化を抑えられ、より長くお使い頂けます。

※シール織りは、和歌山県の世界遺産、高野山麓に位置する高野口(こうやぐち)産地だけで作られているという、特殊な織りです。

毛布としてよく見かける『マイクロファイバー』

ふわふわモフモフの毛足がとっても暖かなのが、この『マイクロファイバー』。

当店の『あったかランキング』では上位の”あったかさ”です!

カバー名 【オーダーメイド対応】マイクロファイバー
素材 ポリエステル100%

マイクロファイバーは毛布としてよく見かける素材ですが、本品も正にそんな生地。毛足は約5mmで、軽くてモフモフふわふわ暖かな使い心地です。

また、本品には『掛け毛布』をご用意しています。大判サイズや5cm刻みでサイズオーダーできるのが強みです。

ポリエステル100%なので吸水性や吸湿性は劣る

保温性の高さが特徴の本品ですが、素材がポリエステル100%で『吸水性・吸湿性』が劣るため、蒸れやすくなる可能性があります。

そのため、コットンパフやコットンベルベよりオススメ度を一つ下の『〇』にしています。

なぜ『蒸れ』を重視するのかは『快眠の為の布団カバー選び』をご覧下さい。

暖かさはバツグンですね!

毛足6mm超スベスベ滑らかな『スベスベタッチファー』

6mmの長い毛足と、名前の通りとにかく超スベスベ滑らかな肌触りが心地いい『スベスベタッチファー』です。

カバー名 【オーダーメイド対応】スベスベタッチファー
素材 ポリエステル100%

6mmの毛足で暖かさはバツグン。そして、なんといっても一番のメリットは超滑らかな肌触り!

マイクロファイバーが”ふわふわ”なら、本品の起毛は”しっとり”。。。意味もなく何度もなでたくなる心地よさです(笑)

掛け布団カバーは『二枚合わせ毛布の置き換え』で使うのがオススメ

掛け布団カバーは両面起毛で、しっかりした掛け心地を味わえます。

その反面、『重さ(シングルで1.9kg)』もあり、掛け布団カバーとしては重めです。そのため、カバーというより『二枚合わせ毛布の置き換え』感覚で使われるのがオススメです。

また、マイクロファイバーと同じく本品も『ポリエステル100%』。吸水性・吸湿性が劣り蒸れやすくなる可能性があるため、『〇』の評価にしています。

ガーゼ好きの方に!『京ガーゼ三重奏』

なんと、ガーゼにして起毛並みの保温率があるのが、これ!

 

カバー名 【オーダーメイド対応】京ガーゼ三重奏
素材 綿100%

ガーゼ好きのための暖かな一枚!

実は、京ガーゼ三重奏は「暖かいガーゼが欲しい」というお客様の声から生まれた一枚です。

ダブルガーゼでは物足りなかった暖かさを、ガーゼ三枚重ねにし、更にふわっと柔らかくなる加工(トリプルワッシャー工程)を加えるなどして高めています。

二枚重ねのダブルガーゼと比べると、そのボリューム感の違いがわかりますね!

コットンパフと比較して

実際にスタッフが使ってみましたが、グングン温まるコットンパフに比べ、じわじわと徐々に温まってくる感じです。

ピークの暖かさはコットンパフが優れていますが、そこまでは及ばないにしろ京ガーゼ三重奏も十分暖かかったです。

デメリットとしてガーゼとしては『重い』点ですが、コットンパフ掛け布団カバー(シングルロング)で1,210gに対し、三重奏が1,260gなので、これは許容範囲と言えます。

また、洗えないコットンパフに対し、三重奏は洗えるのでこれはアドバンテージですね!

ガーゼ好きの方で暖かさを求める方にはオススメです(^^)

『タオルカバー』

綿100%のパイルを高い密度でギュ~ッと織り込んだ”ぎっしりパイル”の『タオルカバー』です。

カバー名 【オーダーメイド対応】TOWEL COVER(タオルカバー)
素材 綿100%パイル、片面ガーゼ(掛け布団、敷き布団カバーのみ)

実は暖かいタオルカバー

「寒いからタオル」という発想はあまりないかもしれませんが、実は、結構暖かいんです。

ぎっしりと目の詰んだ長さ2.7mmのパイル糸を使用しており、その結果、あったかい空気をたくさん閉じ込めることができ、とっても暖かいんです。

暖かいし汗もよく吸う。

保温性もあって、更に『吸水性』にも優れるのがタオルのいいところ。子供など汗かきの方にはピッタリな素材です。

ふわふわとした肌触りも大きな魅力の一つで、「タオルが好き!」という方はその”肌触り”を挙げる方も多いことと思います。

伸縮性がある『ニットパイル』ベース

品は、ニット(丸編み)で作られた『ニットパイル(24ゲージ)』生地がベース。

もちもちっとしてふんわりボリューミーな使い心地に仕上がっています。(デメリットとして多少重くなりますが、使い心地を優先しました。)


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